去年、カナダ(バンクーバー)でのこの季節。
オレンジや黄色に紅葉したイチョウやメープルの並木道。バンクーバーの秋は雨が多い。
そのために瞬く間に落ちた葉が道をオレンジと黄色に染めて、
幻想的なトンネルをつくりだす。
そこに立ち並んでいる家の芝生の庭に置かれたいくつものオレンジのパンプキン。
ドアに飾ってあるスケルトンや魔女はこちらを家の中へと誘っているよう。
窓から覗く手作りの Jack-O-Lantern には、いったいどうやって作るのか、驚くほどたくさんの種類を発見できた。
どこの家でもハロウィンの飾りつけは熱心で、どの道を歩いても飽きることがない。
海外になんて次はいつ来れるかと思うと、もったいないから、いつも道を変更して、遠回りしてたくさん歩き回った。
あちこちでハロウィンパーティーが開かれるからか、そばの古着屋さんには子ども用から大人用まで、さまざまなコスチュームがあらわれることも発見。
そして、ハロウィン当日はさらにステキだった。お話しで聞いた通りに、
仮装した小さな子供達が“Trick or Treat“ と 言って本当に家までやってくる、
しかも結構な数が、次々と。
子ども達は、私の浴衣姿を物珍しそうに見ていたけれど、私の方が仮装した子ども達の格好に興味津々。夜に友達と連れ立って歩きまわれて、お菓子がもらえてなんて、子どもが
ワクワクしないわけがない!
最近は危ないからとだんだんやらなくなってきているらしく、それってさみしいし、もったいない・・・。
こんなステキな風習がまたいつか見られるように、平和な世の中であってほしい!!
(Lin)